ID : 9916
公開日 : 2008年 12月19日
タイトル
木製しおりで、防犯呼びかけ・・・大川署
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20081216-OYT8T00788.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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大川署と佐賀県警諸富署などが年末に向け、振り込め詐欺への注意やシートベルトの着用を訴える木製のしおりを200枚作った。厚さ0・5ミリという家具産地ならではの特殊加工技術で製作。19日に佐賀市で
ドライバーに配布し、「事故や詐欺で『大』きな『富』を失わないで」と注意を呼びかける。(鶴結城)
筑後川を挟む大川市と佐賀市諸富町は、ともに大川家具の産地。出荷額日本一を誇ってきた大川家具が、愛知県産の家具に首位の座を明け渡したのを受け、家具産地の復興に一役買おうと初めて企画した。
しおりの製作には大川市向島の東洋突板(つきいた)工芸が協力した。大関一宏社長によると、厚さ0・5ミリのしおりは三重構造で、厚さ0・2ミリのキリの廃材を利用した板2枚の間に、同0・1ミリの和紙を挟んでいる。和
紙を挟むことで、そりやひび割れに強くなるという。
この技術は、日本の各家具産地で家具や建具などの合板用として一般的に活用されている。大関社長は「薄く加工する技術は日本が世界一」と語る。
しおりは縦14センチ、横6センチ。表面に福岡と佐賀の両県を結ぶ国の重要文化財「筑後川昇開橋」を描き、裏面で振り込め詐欺の注意や、後部座席でのシートベルト着用の徹底を訴えている。
大川署の藤田幸紀副署長は「このしおりで、詐欺や事故の防止に加え、家具産地の良さも一緒にPRしたい」と話している。
しおりは同日午後4時から、諸富署前の国道208号で展開される「防犯・交通安全キャンペーン」で配布される。
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