ID : 1047
公開日 : 2006年 5月23日
タイトル
太平洋・島サミットで違法伐採対策を話し合って下さい!
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新聞名
グリーンピース・ジャパン
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元URL.
http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20060524_html
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元urltop:
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写真:
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環境問題のノーベル賞といわれるゴールドマン環境賞の本年度受賞者のひとり、パプアニューギニアのアン・カジール氏が本日、東京で記者会見を開き、太平洋・島サミットの共同議長である小泉首相とパプアニ
ューギニアのソマレ首相に対し、違法伐採の対策と、パプアニューギニアなどで違法に伐採された木材の輸出入の取締りを同サミットで話し合うよう訴えた。太平洋・島サミットは5月26日と27日の2日間、沖縄県名護市で
開かれる。
パプアニューギニアで横行する違法伐採の問題は数多く報告されており、日本は同国産木材の世界第2の輸入国。 日本、パプアニューギニアをはじめとする太平洋の島嶼国14カ国の首脳が参加する太平洋・島サミット
ではアジア太平洋地域の環境問題を議題の一つに掲げているが、第4回の今会議まで違法伐採による森林破壊問題は議題に上がっていない。
「違法伐採と違法伐採木材取引がいかにパプアニューギニアの森林と森林に依存する先住民族の生活を破壊しているか、両国政府首脳に理解してもらうために日本に来ました」とアン・カジール氏は語る。「パプアニュー
ギニアで違法伐採が阻止されるまで、日本をはじめとする輸入国はパプアニューギニアで違法に産出される木材製品の輸入取締りを徹底すべきだ」と、カジール氏。
カジール氏は、パプアニューギニアの環境保護法律家センター(ELC)の幹事を務める弁護士。横行する違法伐採を事実上許している同国政府内に蔓延する汚職と、政府の違法伐採の共犯の証拠を明らかにするなど、
法廷での環境保護の活動に対し、本年度のゴールドマン環境賞が与えられた。
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