ID : 1046
公開日 : 2006年 5月23日
タイトル
ひとつ屋根に倉3つは創建時から 正倉院「3倉説」確定
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200605230059.html
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元urltop:
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写真:
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聖武天皇の宝物などを収めた奈良・正倉院の正倉(8世紀中ごろ、国宝)について、宮内庁正倉院事務所は23日、創建当初から一つ屋根の下に北、中、南の3つの倉がそろう形だったという研究結果を発表した。
天井などのヒノキ材の伐採時期を年輪年代法で調べた。これまで中倉はなかったとする「2倉説」と「3倉説」があったが、これで「3倉説」に確定した。
正倉は南北33メートル、東西9.3メートルの高床式の校倉(あぜくら)造り。
奈良文化財研究所の光谷拓実・年代学研究室長らが木材の年輪パターンから伐採年代を探る年輪年代法で調査。中倉の屋根裏の床板が718年、天井板が719年のものとわかった。また、679年を示した別の中倉の1
点も、削られた部分を勘案すると8世紀中ごろの伐採と推定できた。
これまでの調査で北倉と南倉は8世紀中ごろの創建とみられており、光谷室長は「当初から1棟3倉形式と見るのが妥当」と結論づけた。
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