ID : 9896
公開日 : 2008年 12月17日
タイトル
古材:県内の解体業者・木材販売会社・建築会社、再利用で協力
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nara/news/20081216ddlk29040611000c.html
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元urltop:
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写真:
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古材をよみがえらせ“住”の思い出受け継ごう
築60年以上の民家などから建築資材「古材」を取り出し、店舗の意匠などにリサイクルする事業を県内の解体業者、木材販売会社、建築会社の3者が協力して始めた。これまでごみとして捨てられてきた古材をよみが
えらせ、家に宿った思い出も受け継ぐ事業。法隆寺など木造建築を大切にしてきた奈良らしい取り組みに注目が集まりそうだ。
解体業者の古材再生工房(王寺町)と北野木材(奈良市)、誠光建設(橿原市)が「古材倉庫グループ」として協力。民家などを解体し、古材を取り出す作業からストック、再利用まで一連の過程を担う。
県内には、古い木造の建物がたくさんあるが、流通経路が確立されていなかったため、ほとんどが重機で壊され、ごみになっていた。しかし、独特の深みや味わいのある梁(はり)や大黒柱などは店舗の意匠に使える他
、先祖代々受け継いだ思い出の詰まった家がごみになるのは忍びないという声も多かった。
古い民家に使われた国産材の寿命は数百年と長持ちもする。丁寧に取り出し、磨いたり洗浄して資材として復活。建物の一部や、椅子やテーブルの素材として生まれ変わる。
解体担当の高田健太さん(39)は「重機で簡単に壊される家を見て涙する人もいた。材料としてリサイクルすると同時に、思い出も継承できれば」と話している。問い合わせは古材倉庫奈良橿原店(0744・27・5265)
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