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ID : 9800
公開日 : 2008年 12月10日
タイトル
WakayamaEconomy:かつらぎ町 溝端紙工印刷
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20081209ddlk30020441000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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箸(はし)を使う日本人の食文化を支える箸袋で、日本のトップメーカー。「食を文化する」を合言葉に紙ナプキン、紙おしぼり、コースター、会計伝票などテーブル周りの紙製品なら何でも。飲食店、ホテルなど 得意先からの要望で次々に新商品を開発した。溝端繁樹社長(39)は「田舎の印刷屋は何でもできなければやっていけなかった。それが強みになった」と言う。
 戦後、祖父が会社化した当時は伝票、果樹などの木箱のレッテル、包み紙などが中心。箸袋は、有数の木材産地でもあった奈良・吉野地方の柿農家から「割り箸を入れる袋が欲しい」と頼まれたのがきっかけ。割り箸の 原材料には、間伐材や製材の残材が活用され、箸作りは農家の副業となっていた。
 当初の箸袋は、赤や緑の線を入れる程度のデザイン。食卓に彩りをと、多色刷りでさまざまな色の組み合わせやデザイン、華やかな祝い袋などを開発し、特約店の募集などを通じ「溝端」の名前を全国に広めた。また、 よく使われる色を組み合わせ、紙質、サイズなどをパターン化することで複数の注文者の製品を同時に印刷。1件の数量が少ない注文にも低価格で応じられるようにした。
 73年には、当時箸作りの主産地となっていた北海道生田原町(現・遠軽町)に工場を建設。本社工場を含め5カ所の工場から全国どこでも翌日配達が可能なネットワークを作り上げた。「箸袋は箸とともにあり、消費地の そばにあるべきだ」との信念がある。
 しかし、現在では箸の主産地は中国。そして箸袋も。日本では、放置される山が増え、間伐材が少なくなったことや人件費の高騰などが原因という。中国進出も考えたが、森林伐採など物作りの考え方の違いからやめた 。今、その森林伐採が地球環境の悪化の原因と、自分の箸を持ち歩く「マイ箸」運動も広がっている。
 近く間伐材を活用した箸の製造を始める。「割り箸が悪者にされるのは耐えられない」と話す。北海道工場の旧施設で試作中。来年早々にも本格操業に入り、当面、年間100万膳(ぜん)を生産する予定だ。コストなどの 問題もあるが、溝端社長は「森を守るためには、間伐材の活用などが重要。消費者は、きっと理解してくれる」と期待している。【
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