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ID : 9484
公開日 : 2008年 11月13日
タイトル
シロアリの強力な木質分解能を支える驚異の腸内共生機構を解明
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新聞名
理化学研究所
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元URL.
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/081114/
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元urltop:
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写真:
イラストが説明として掲載されていました
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- イエシロアリの原生生物と細菌による多重共生メカニズムが明らかに - 木材の世界的な大害虫として知られるイエシロアリは、日本、中国、米国など世界各国の木造建築物に打撃を与え続けています。その被害額は、日本では年間数100億円、米国では1,000億円以上とされています。その 破壊的な木質分解能力は、腸内に共生する微生物群の力によるものです。しかし、それらの微生物群は大部分が培養することができず、詳細な共生メカニズムは謎のままでした。
 基幹研究所前田バイオ工学研究室環境分子分解科学研究チームは、これらのシロアリの驚異の多重共生メカニズムの解明に挑戦しています。研究チームは、横浜研究所生命情報基盤部門らとともに、イエシロアリの木 材消化の最も重要な役割を果している原生生物の細胞内だけに生育している細菌「CfPt1-2」のゲノムの完全解読に成功しました。
 その結果、この細菌が、原生生物の木質分解の産物をエネルギー源として空気中の窒素を吸収し、さらに原生生物の窒素老廃物をリサイクルして、さまざまなアミノ酸やビタミンを合成していることがわかりました。こ れによって、強固で栄養分の偏った木材のみを餌としながらも、窒素分の欠乏に陥ることなく、イエシロアリは驚異的な増殖力を発揮できるというわけです。イエシロアリ・原生生物・細菌の多重共生機構の解明によって、 木質からのバイオ燃料の開発や新しい害虫駆除法の開発に貢献すると期待されます。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに 掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。 2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは 「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。 情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。
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