ID : 988
公開日 : 2006年 5月14日
タイトル
高性能林業機械を来月から貸し出し 低コスト木材生産システム普及へ
.
新聞名
中日新聞
.
元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060516/lcl_____ach_____000.shtml
.
元urltop:
.
写真:
.
林業の採算性を高める「低コスト木材生産システム」を普及させるため、県と財団法人県林業振興基金は、6月から県内7市町村の森林組合に高性能林業機械を貸し出す。これに先立ち、新城市作手守義の私有
林で15日、組合職員向けの現場研修を始めた。 (大森準)
システムは、切り倒した木材を作業路まで引き上げる「スイングヤーダ」と、木材の枝を払って丸太に切断する「プロセッサ」、丸太を林道まで運ぶ「フォワーダ」の3種類の機械を組み合わせ、省人化や作業効率化を図
る。
徳島県などの先進事例を参考に、県新城設楽農林水産事務所が2004年度から実証試験をした結果、従来と比べ作業員1人当たりの生産性が3・6倍となり、経費も半分に抑えられた。
システムは1セット約4000万円と高額で森林組合単位での購入が難しいため、同基金が本年度に10台の機械を買い足して6セット計18台を用意。豊田加茂、設楽、新城の3地区ごとに2セットずつ有償で貸し、7市町
村の森林組合に交互に利用してもらう。このシステムにより、県内全体の木材生産量の約3割に匹敵する約2万4000立方メートルの生産を目指す。
現場研修は22日まで計6日間、各森林組合の職員計18人が1日ずつ参加。県の林業普及員らから機械の操作方法などを習得する。
初日に研修を受けた豊田森林組合の岸泰助さん(39)は「作業路の幅や谷がないなどの立地条件に合わせて使えば、少ない人員で簡単に作業ができる」と手応えを話していた。
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。