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剣豪佐々木小次郎の名前に由来する「小次郎柿」の干し柿作りが嘉麻市馬見で最盛期を迎えている。
この地に小次郎が剣の修業で訪れた際、播磨国（兵庫県）より持参して植えたとされる。富有柿などに比べると縦長で、種が少なく甘みが強い。馬見地区では原木の“子孫”約１５００本が大事に育てられている。農業縄
田頴一さん（７０）方でも、干し柿作りの真っ最中。今月上旬に柿をもぎ、家族総出で皮をむいた。今月中旬から雨よけのビニールハウスでひもにつるして干している。
今年は真夏日が続いたことから、収穫は例年より３割ほど少ないそうだが、縄田さんは「その分、甘みも愛情もたっぷりです」と胸を張る。干し柿の完成は１２月中旬で、近くの農産物販売店「小次郎の里」で販売する。+/
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