ID　：　9376

公開日　：　2008年 11月17日

タイトル

企業の森林整備支援・・・富山市が事業を創設

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20081117-OYT8T00155.htm

元urltop:

写真:

　

　富山市は、荒廃した人工林などを整備する企業を支援する「富山市企業の森づくり促進事業」を新たに創設し、来週にも企業の公募を行う。
　事業は、企業が市内で森林の整備や保全などに取り組む場合、市が企業と森林所有者との協定の締結を仲介し、広報などで活動実績を紹介する。県が行う同様の事業「とやまの森づくりサポートセンターの企業の森づ くり」と連携し、企業の要望にあった森林の調査を行ったり、活動に必要な知識や技術などを学ぶ研修会を開催したりする。
　市森林政策課によると、林業の担い手の減少、高齢化や木材価格の低迷などにより、市内にある１万１０００ヘクタールの人工林のうち、手入れが必要な人工林は約９０００ヘクタール。森林が荒廃すると森林の持つ機 能が低下してしまい、土砂流出などが起こりやすくなる。
　同課は「今は、企業の社会的責任が重視されており、森林整備など環境にも目を向けてほしい」と話していた。

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