ID　：　9361

公開日　：　2008年 11月13日

タイトル

汚泥燃焼に木材チップ効果

新聞名

中国新聞

元URL.

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811120018.html

元urltop:

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県立広島大（庄原市）の三好康彦教授(62)は11日、安芸高田市高宮町のし尿処理施設「安芸高田清流園」で、汚泥の助燃剤に木材チップを使用する実験をした。現在、助燃剤として使っている重油の使用量を３ 分の１以下に減らせる結果が出た。
　し尿を脱水した後の汚泥は、そのままでは燃えないため、重油を加えて焼却処理している。実験では、この汚泥に５センチ四方、厚さ数ミリほどにカットしたチップを混ぜた。
　１時間に焼却する汚泥は約350キロ。重油は、焼却炉内を一定の温度を保つため、通常は１時間に70リットルほど自動的に加えられる。今回、チップを１時間に100キロ混ぜると、重油の使用量が３分の１以下に抑えら れた。

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