ID : 958
公開日 : 2006年 5月 9日
タイトル
美濃戸口─集木場トロッコの軌道 柳川沿いに崖桟橋こん跡
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=3515
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写真:
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原村の「よみがえれ、八ケ岳森林軌道」専門部会(小川千里部会長)のメンバーら10人が10日、60年ほど前に森林軌道があった美濃戸周辺に入り、トロッコの軌道跡を探した。案内役は当時森林軌道で働いて
いた同村中新田の小松武一さん(80)。柳川沿いの崖(がけ)では、崖桟橋(がけさんばし)のこん跡を確認した。
部会では6月中旬にトロッコの歴史をたどる軌道跡探査を計画しており、下見のために山林に入った。
山林に入ると、2メートルぐらいの幅で奥まで続いている空間や、盛り土が施されている軌道跡が見つかった。参加者は小松さんの説明を聞きながら、美濃戸口から集木場までつながっていた軌道を思い描いた。
柳川左岸の切り立った崖の中腹には、丸太を組んで渡した崖桟橋のこん跡があった。61年前に桟橋からトロッコごと転落し、奇跡的に助かった経験を持つ小松さんは、崖の下の方を示して「落ったのはここ。間違いない
。おれはあのカラマツに引っかかって助かった。この下にはトロッコが埋まっている。めっけてもらいたいと思ってここまで来た」と話していた。
部会は、同村むらづくり生涯学習推進委員会の専門部会の1つとして今年2月発足。かつて村内にあったトロッコの部分的復元や史料収集、子どもへの伝承、軌道跡保存などを目指している。
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