ID : 9071
公開日 : 2008年 10月10日
タイトル
バターの容器で活躍 「経木」が再評価 高級感あり、安全性も○
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/122801.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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和食の折りや弁当の折り箱として日本食の伝統を担ってきた経木(きょうぎ)が、生キャラメルやバター、チーズなどの容器として活用され始めた。北見市留辺蘂町栄町の中村経木では昨年から従業員数を増やし
たり、新たに機械を導入するなど増産に対応している。
中村経木では主に道産のエゾマツで作った経木から容器を製作。製作を依頼する食品メーカーの中には、田中義剛氏が十勝管内中札内村で経営する花畑牧場があり、チーズなど乳製品の容器になる。
中でも昨春から製品化した生キャラメルは北海道観光のおみやげ品として大ヒット。一日千箱ほどだった経木の容器は増産に次ぐ増産で、一年半の間に出荷は数倍に。中村経木が扱う製品の約四割が花畑牧場との取
引になるまで受注が伸びた。
中村経木の中村憲二社長(52)は「割安なプラスチックなど石油製品の普及で、経木は隅に追いやられていたが、高級感や安全性で見直された。多様な食品生産者から問い合わせが増えた」と話す。
容器は「ワッパ」と呼ばれる円形や、厚さ一ミリほどの経木を張り合わせた長方形の折り箱など。食品メーカーに卸す経木の容器単価は大きさや用途によってさまざまで、八十円から二百円ほどという。(
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