ID : 9064
公開日 : 2008年 10月15日
タイトル
区民手弁当で丸太橋製作 辰野新町工業団地の調整池
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新聞名
長野日報
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元URL.
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=12210
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写真:
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辰野町新町区内の有志でつくる「新町さくらの会」(上島安人会長)が同区内の新町工業団地調整池に建設を進めてきた丸太橋が完成し、15日、会員をはじめ地元保育園児、関係者が渡り初めを行い完成を祝っ
た。建設費用の一部や木材の調達からすべて会員の手作業で「池周辺を桜名所の遊歩道に」という2年越しの夢を実現。「さくら橋」と命名した。
「さくら橋」は調整池東側の堤が切れ込んだ排水路に架設した。長さ約14メートル、高さ5.5メートルで、橋中央には東屋もある。これまでは排水路の切れ込みで池の周りの遊歩道が途絶えていたが、周回できるようになっ
た。
さくらの会、町所有の調整池周辺の荒廃が進んだことに心を痛めた当時の区役員、歴代区長ら有志10人が3年前、環境美化に取り組むグループとして発足。これまでにオーナーを募って池周辺に桜やモミジの苗木を植
え、毎月1回欠かさず整備に励んでいる。
この活動を通して周辺の環境が整ってくるに連れ、橋を架ける夢が膨らませた。今年になって県補助が認められ、ようやく建設に乗り出した。
会員の一人で木工技術者の野沢克己さん(73)を”棟梁”に、全員で区有林からヒノキの間伐材を切り出して製材。山からの運び出しや形がまばらな木を製材して組み合わせる作業に骨を折りながら「5カ月がかりで完成
させた」(野沢さん)という。
式には新町保育園の年長園児と区、町関係者を招き、安全祈願祭とテープカット、くす玉割りで祝って橋を渡り眺望を満喫した。上島会長は「手作業で大変な苦労もしたが、完成して本当にうれしい。これからは訪れる人
も増えると期待され、周辺整備にさらに頑張りたい」と話していた。
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