ID : 9039
公開日 : 2008年 10月 9日
タイトル
存続の瀬戸際 横手市森林組合が大口出資、原木供給途絶え
.
新聞名
毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/area/akita/news/20081009ddlk05020027000c.html
.
元urltop:
.
写真:
.
不適切な会計処理で揺れる横手市森林組合が大口出資し、県産銘木の集成材などを製造・販売する「県南木材高度加工協同組合(秋田スギニカ)」(同市柳田)が存続の瀬戸際に追い込まれている。非常勤理事
らの指摘で問題が浮上した07年11月以降、森林組合からの原木供給が途絶えたためで、地域経済への影響が懸念される。
秋田スギニカの田畑昭男理事長(67)は毎日新聞の取材に対し8日までに「森林組合から1本の原木も入っていない」と明かした。現在は近隣の別の森林組合から仕入れ、月末に現金決済している。「横手市森林組合と
は一体(の関係)でどちらがこけても駄目になる。存続策を模索したい」と苦衷を漏らす。
秋田スギニカによると、操業を開始した05年度は売上高7000万円。07年度には4億8000万円まで増大したが、08年度は前年の数分の一以下に落ち込むことが予測される。こうした財務状況に関し、設立に関与し
た関係者は「債務を返済できるような収益状況になっていない」との認識を示した。
秋田スギニカの木材処理加工施設は国・県、横手平鹿地域旧8市町村の補助金計8億円を原資に建設され、05年6月から操業を始めた。森林組合が原木を供給するシステムで、秋田スギニカへの出資金6400万円の
うち1500万円を森林組合が負担。残り4900万円は組合員20人が出資した。【
木の情報発信基地では、TOPページを平日毎日更新しておりますが、その更新の中に、報道各社のホームページに
掲載されているニュースを毎朝調べ、昨日掲載された情報を集め、リンク形式の1行にその見出しを掲載しています。
2010年現在で毎日平均15本の広い意味での木に関する情報が掲載されています。毎日更新ですから、次の日には消えて
しまいます。これではいかにももったいないので、アーカイプとして分野別に分けて保存しております。このwebページは
「木材、木工、木製品」に関するものを集めています。2006年から開始しましたが、年に2度程度の更新で情報追加いたします。
情報収集の方法はグーグルニュースの検索で調べるというシンプルなものです。