ID : 8933
公開日 : 2008年 10月 2日
タイトル
下町職人の伝統技結集 スカイツリーを意識 高さ4メートルの大黒柱
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20081002/CK2008100202000094.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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墨田区内の伝統工芸職人十三人が結集して制作した高さ約四メートルのアート作品「技人(わざびと)大黒柱」の仮組み立てが一日、同区役所で行われ、羽子板や足袋などがデザインされた豪華な柱がお目見え
した。完成品は八日から江戸東京博物館で始まる「大江戸すみだ職人展“百年後へのメッセージ”」で公開される。
技人大黒柱は三年後に区内に完成する東京スカイツリーを意識し、同区が「職人の街」としても世界に誇れることをPRしようと企画展に合わせて区内の職人グループが発案。区内在住のデザイナー高橋正実さん(34
)がデザインを手掛けた。
作品は六十センチ四方のキリの木枠を積み上げて柱に見立てたデザイン。九等分された木枠の側面には表具や漆塗りなど各職人自慢の作品が登場している。頂上には神輿(みこし)の屋根部分が置かれ、頂点には錺
(かざり)彫刻の鳳凰(ほうおう)が取り付けられた。完成品の足元には金びょうぶが並べられ、職人の紹介やメッセージが添えられるという。
仮組み立てを終えると高橋さんは「ただのオブジェではなく、百年後にも通じる職人の技を見せる神輿のような大黒柱をコンセプトにした。神々しい姿を多くの人に見てほしい」と満足顔。江戸木目込み人形職人で大黒
柱の制作にも参加した区伝統工芸保存会の塚田進会長(59)は「初の試みで完成が楽しみだったが、いい作品になった」と話していた。
企画展は十三日まで。期間中に会場では工芸品の展示販売に加えて職人による実演も行われる。問い合わせは区文化振興課=(電)03(5608)6180=へ。
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