ID : 8725
公開日 : 2008年 9月 7日
タイトル
駅見守り45年 老朽化で社殿改修へ JR苫小牧「構内神社
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/116310.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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JR駅構内にある道内唯一の神社「苫小牧構内神社」の社殿が、十月二十二日の例大祭までに改修されることになった。苫小牧駅の線路脇にある高さ約二メートルの小社殿で、道内最大の貨物駅だった半世紀前
、作業中の事故が相次ぎ、安全祈願のため一九六三年に建立されたが、老朽化が進んでいた。
神社は敷地面積約三十平方メートルで、一般の乗客は入れない。高さ約五十センチのコンクリートの土台の上に、約一・五メートルの社殿が立つ。木材の腐食が激しくなってきたため、JR北海道が改修を決めた。
同社などによると、一九五〇年代の苫小牧駅には王子製紙苫小牧工場で加工する丸太が道内各地から運ばれてきた。青函連絡船で届いた生活必需物資を旭川や日高など方面別に振り分ける役割も担い、駅職員は現
在の十六倍の約四百人もいた。
しかし、連結・切り離し作業を急いだ職員が貨車にはねられる事故が多発。毎年のように死者が出たため、旧国鉄が神社を建てた。以後毎年、「鉄道の日」の十月十四日前後に例大祭が行われる。少なくともJR誕生の八
七年以降、死亡事故は起きていないという。
今回の改修費用は百万円前後。九月下旬から木材の交換などを行い、今年の例大祭の十月二十二日までに完成させる。
神社建立前後に駅職員として連結作業に従事した、北海道鉄道OB会苫小牧支部の土門茂男支部長(78)は「目の前で同僚がはねられて亡くなったこともあったが、神社ができて事故は激減した。今後も構内作業の安
全を見守ってほしい」と話している。
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