ID : 8702
公開日 : 2008年 9月 7日
タイトル
前橋出身の木工作家、阿部公則さんが個展
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新聞名
高崎経済新聞
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元URL.
http://takasaki.keizai.biz/headline/524/
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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前橋出身の木工作家、阿部公則さんのいす、ベンチ、スツール、テーブルなどの新作約25点を展示販売する「阿部公則展」が9月6日から、阿久津画廊(前橋市南3、TEL 027-223-2259)で開催されている。
阿部さんは高校、大学、不動産会社勤務と木工とは縁のない道を歩み2000年、不動産会社退職後に足を運んだハローワークで偶然群馬県立高崎産業技術専門学校に木工科があることを知る。
「木工にはずっと興味を持っていたが、学生の時には接点がなかった。高崎産業技術専門学校で木工を学ぼうと思ったが、すでにその年の募集は打ち切られていた」(阿部さん)ため浪人。翌年、同校に入学した。
阿部さんは2002年、同校卒業とともに同期生4人と「はるな工房」で創作活動を開始した。「同期生の一人が『榛名に作業ができそうな物件がある』と工房を一緒に使わないかと誘ってくれた。工房で創作活動を始めた
ころはいすに限らずいろいろなものを作った」(同)。
木工作品のジャンルは多様で作家数も多い。阿部さんもさまざまな木工作品に取り組んだが、「阿部公則=いす」のイメージができたのは2004年、「第4回暮らしの中の木の椅子展」(朝日新聞社主催)入選がきっかけだ
った。
阿部さんは「いすが完成するとさらにそれを発展させ、豆がんなや小刀でより美しい曲線を求めて削り込む。いすだけにこだわっているわけではないが自分の造形がいすに合っているのかもしれない」と振り返る。
個展は、2005年に東京・南青山「ギャラリーKWON」での開催以来3年ぶり。いすを中心にベンチ、スツール、ダイニングテーブルなどの新作約25点(3万円台~)、小物(1万円前後)を展示販売する。
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