ID : 8581
公開日 : 2008年 8月22日
タイトル
ハウスで材木乾燥 県林試が時間短縮の実験
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=151721
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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上富田町生馬の県林業試験場は、屋外で半年以上かかる材木の乾燥を早めるため、身近な農業用ビニールハウスを使っての実験を始める。乾燥時間を短縮し、経営の効率化を図ることが目的で、3カ月での
乾燥を目指す。
2006年の県産スギ・ヒノキ材は約10万立方メートルあり、3分の1に当たる3・4万立方メートルが天然乾燥材となっている。県内には人工乾燥施設を持たない小規模の製材所が多いため、県林業試験場は雨や湿気を
避ける簡易な施設として身近な農業用ビニールハウスに着眼した。
今秋から5年計画で実験を始める予定。実験に使う材木は一辺12、13センチ、長さ約3メートルの柱材。ビニールハウスの広さは約20平方メートル。循環用扇風機の電源として太陽電池を使う予定。
実験では、季節によっての変化などを見ていくが、乾燥時間の短縮のほか、日本農林規格(JAS)で乾燥度合いを示す含水率18%を目指す。これまでの天然乾燥では1、2年置いてもなかなか達成できなかった数値だ
という。
同試験場は「今回の実験は製材所のコストダウンにつながる。また、JASをクリアすることで販路を広げることができる」と話している。
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