ID　：　8504

公開日　：　2008年 8月12日

タイトル

県産木材のネームプレート販売　25の授産施設などが共通商品

新聞名

山形新聞

元URL.

http://yamagata-np.jp/news/200808/11/kj_2008081100193.php

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授産施設で働く障害者の工賃アップを目指し、県産木材を使って製作したネームプレート 　障害者の工賃倍増を目指し、県内25の授産施設などでつくる県社会就労センター協議会（平松潔会長）は、県産木材を使ったネームプレートの製作、販売を始めた。複数の施設が共通の商品を扱うことで営業や販売活 動を効率化し、商品の浸透を図る狙いで、県内では初の取り組みという。
　ネームプレートは、真室川産ヒノキと西川産の西山杉を使った。顔写真を張るスペースの有無やサイズを選ぶことができ、材質と合わせて計8パターン。注文に応じて、マークなどをカラー刷りすることもできる。重さ は4－10グラムと軽く、独特の木の香りと温かみのある木目の色合いが楽しめる。
　県内の授産施設で働く障害者の工賃は、平均月額で約1万円と低い。経済的自立のために工賃の引き上げが求められており、売れる商品の開発や販売ルートの開拓などが、施設にとって課題となっている。同協議会は 県の協力を得て、県工業技術センターに職員を派遣するなど、共通商品の開発を検討してきた。
　「名前の見えやすさを重視し、シンプルな形にした。企業や公的機関、学校など幅広く利用してほしい」と同協議会。「今後、さまざまなデザインも手掛けながら、授産製品に対する理解を広げたい」としている。
　ヒノキ製は600円、杉製は500円。注文や問い合わせは協議会事務局の県社会福祉協議会023（622）5805。

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