ID : 8469
公開日 : 2008年 8月 7日
タイトル
建設費20億円に圧縮…熊本駅・在来線駅舎
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080806-OYT8T00771.htm
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元urltop:
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写真:
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九州新幹線の開通に伴い建て替えられるJR熊本駅の在来線駅舎について、蒲島知事は6日、当初概算で約30億円を見込んでいた建設費を約20億円に圧縮することで熊本市、JR九州と合意したと発表した。
駅舎デザインは建築家の安藤忠雄氏が手がけるが、県議会などから「建設費が高すぎる」との声が上がっていた。
蒲島知事は同日の定例記者会見で、「五十年、百年に一回の機会を逃さず、後世に残る品格ある駅舎を整備したい。財政再建を進める中でぎりぎり負担できる額だ」と説明した。
在来線駅舎の建て替えは、県が進めるJR鹿児島線などの連続立体交差事業の一環。2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開通後の13年度に整備を始め、16年度の完成を目指す。
駅舎のデザインは、木材をふんだんに使い、大屋根と熊本城の石垣「武者返し」をイメージした美しい曲線の外壁が特徴。県は当初、最小限の建設費として約5億6000万円を見込んでいたが、駅舎規模の拡大や木材
使用などで費用がかさみ、最新の試算では約30億円としていた。
3月に開かれた県と熊本市、JRなどによる熊本駅周辺整備に関するトップ会議では、県の試算に対し、出席者から「同じ木材を使ったデザインの高知駅(高知市)などに比べて費用が高すぎる」との声が出た。日程上、
今年度中に基本設計を終える必要があるため、蒲島知事が安藤氏に20億円を上限にした建設費を提案し、了解を得た。
JRが近く安藤氏と基本設計の契約を結び、建設費は県と熊本市、JRの三者で負担割合を詰める。(
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