ID : 8382
公開日 : 2008年 7月26日
タイトル
廃材でアユのペン立て制作
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新聞名
下野新聞
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元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20080727/30258
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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ふるさとの清流那珂川の良さを知ってほしいと黒羽中の技術を選択する生徒たちがこのほど、アユをかたどったペン立てを制作、約五百個を黒羽商工会へ寄贈した。ペン立ては「私たちは那珂川が大好きです
。また来ていただけることをお待ちしています」などと書かれたメッセージと一緒にビニール袋に詰めた。同商工会は、夏の間行われる釣り大会で、釣り人にプレゼントする。
アユのペン立ては本年度、技能選択の授業で技術を選択した生徒たちが、「せっかく物を作るなら地域の役に立つ物を作う」と企画した。同校では三年前の市町村合併時に、黒羽町の名前を残したいとメッセージボード
を制作し、商工会に寄贈したことがある。
今回は技術選択の生徒のほか、趣旨に賛同した女子生徒なども集まり、「木の夢工房」と名付けたグループを結成し、四月から作業を分担して制作した。
町内の建設会社二葉産業から杉などの廃材を無償で提供してもらい、選択技術の生徒が一枚一枚アユの形に切り抜き、バーナーで表面を焼いた。工房に参加している生徒がアユの絵を書き、一つずつ袋詰めした。
二年の佐藤亮太君(13)は「初めは出来るかなと思ったけど、一生懸命つくりました」と振り返る。同じく二年の田代利稀君(14)は「誰かが使ってくれると思うとうれしい」と話す。
夏休み前までに千個を制作し寄託したが、商工会は全国から釣り人が集まる大会で配布し、那珂川のPRに役立てることにしている。二十七日の全日本友釣連盟の大会のほか、来月九日の黒羽観光協会が主催する釣り
大会参加者にもプレゼントする予定。
生徒たちはペン立てと一緒に「木の夢工房にメッセージをください」と書いた紙を入れた。「何か連絡があったらうれしい。好評だったら来年も作りたい」と期待している。
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