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ID : 8361
公開日 : 2008年 7月24日
タイトル
百周年記念して櫟の植樹を 広い用途、有用の樹と舘澤氏が提唱
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新聞名
サンパウロ新聞
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元URL.
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DO_N_ID=24155
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元urltop:
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写真:
 
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今年はブラジル日本移民百周年。初期移民の先人たちの仕事は、ブラジルの原生林を切り開き、農地として作物を植えることから始まった。ブラジルは、日本人移民を暖かく迎え入れてくれた。そして日本人は ブラジルの大地に根を下ろし、日系社会の繁栄を築いた。
 当時、開拓の名で樹木を切り倒すことは『善』であった。時は動き昨今、伐採は環境破壊であり、地球温暖化の元凶として『悪』とされる。次世代に生きる我々に与えられた使命は、先人の切り開いた土地にもう一度木を 植えることではないだろうか。
 花を愛でるため、桜やイペーの木を植えることもすばらしい。しかし、どうせ植えるのであれば、日本の自然に自生する樹木であり、広い用途に使える実用的な『クヌギの木』がいい。
 みんなの手でこの木を植え、育て、更に次世代につなぐ。それが、大きな懐に日本人を受け入れてくれたブラジルの国に対する恩返しともなるだろう。
 日本人がブラジルに移住して、しっかりと根を下ろしたのと同様に、日本の樹木クヌギも、ブラジルの大地に大きく根付いてほしい。
 クヌギの木とは、誰でも子供のころに歌ったことのある「ドングリコロコロ……」の童謡に出てくる、ドングリの実のなる木のこと。
 クヌギの苗木は、肥えた土地なら五年で伐採できる。普通の土地でも七~八年で切り出し可能。
 用途の第一は、ブラジルに広がったシイタケ栽培だ。クヌギの原木は数がまだまだ不足しているので、シイタケ生産者から引っ張りだこ。
 この樹木の大きな特徴は、一度切り倒しても直ぐに切り株から発芽して成長すること。二度目からの伐採は四年経てば可能となり、一度植えさえすれば数十年間継続して利用できる。子々孫々に残せる大きな遺産と考 えて間違いない。
 日本でのクヌギは、薪炭としても最高品質と評価され、さらに家具や建築用材としても価値が高い。サンパウロ近郊に数百万本の苗木が育っている。百周年を機にぜひ、この有意義な植林事業に参加してもらいたい。
 問い合わせは、小川氏(電話11・9631・9521{日・ポ両語})、または舘澤功之氏(電話11・4655・0680{日語のみ}まで。ホームページは、www.kunugui.com.br。
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