ID : 8121
公開日 : 2008年 7月 4日
タイトル
回向柱の寄進建立会が発足 善光寺御開帳
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20080704/KT080703FTI090011000022.htm
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元urltop:
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写真:
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来年4-5月の善光寺御開帳で回向柱を奉納する長野市松代町で3日、地元住民らによる善光寺回向柱寄進建立会が発足した。奉納は旧松代藩時代から300年来続く習わし。今回は、かつて藩の領地だった上
水内郡小川村から杉の巨木を用材に選んだ。斧(おの)入れ式は26日に現地で行う。
回向柱は、7年目に1度の御開帳のシンボル。本堂前に45センチ角に製材した高さ約10メートルの柱を1本、釈迦(しゃか)堂前に30センチ角で高さ約6メートルの柱を1本、それぞれ立てる。柱は本堂の前立本尊や釈
迦堂の釈迦涅槃(ねはん)像と綱で結ばれ、柱に触ると阿弥陀(あみだ)如来や釈迦如来との縁が結ばれるとされる。
用材は原則として松代町内から選ぶが、適当な巨木が年々減っており、今回は小川村の民有林にあった推定樹齢約270年、高さ22メートル、直径約1メートルの杉2本とした。
この日の総会には、役員ら約80人が出席。善光寺まで柱を引っ張って運ぶ来年3月末の奉納行列の費用など約2600万円の予算を承認した。うち1500万円は地元住民を中心に寄付を募る。市川浩一郎会長(67)は
「伝統を守りながら皆が楽しめる奉納を目指して新たな企画を考えていきたい」と話していた。
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