ID : 8084
公開日 : 2008年 7月 1日
タイトル
森林枯らす害虫駆除方法を確立
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新聞名
福島放送
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元URL.
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200806309
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元urltop:
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写真:
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会津地方を中心に被害が深刻になっているカシノナガキクイムシの被害対策を研究してきた県は、29日までに、秋に被害木を切り倒し長さ50センチ以下に切って乾燥させるだけでキクイムシがほぼ死滅する
ことを突き止めた。
県は今後、薬剤を使用しない「環境配慮型」の新たな駆除法として県内で普及させ、被害拡大を防ぎたい考え。
農林水産省関連の独立行政法人森林総合研究所も、乾燥の条件などをさらに解明すれば、全国で応用できる可能性はあるとみている。
カシノナガキクイムシは、体長4・5ミリ前後の昆虫。
成虫はナラ類の木の幹に穴を開け、菌を植え付けて卵を産み、木を枯らす。
松くい虫のように薬剤の空中散布による駆除はできない。
本県では平成12年に西会津町で確認されて以降、被害が拡大。
会津地方の12市町村で、年間に一般的な住宅で使われる木材200軒分にも相当する4千立方メートル以上の被害が出ている。
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