ID : 7934
公開日 : 2008年 6月11日
タイトル
輪掛け乾燥材:丸太のまま天然乾燥 日田の林業会社、
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/oita/news/20080611ddlk44020557000c.html
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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自然の力だけで津江杉(日田杉)を乾燥させ、木本来の長所を引き出す画期的な「輪(りん)掛け乾燥」システムを開発した日田市上津江町の総合林業会社「トライ・ウッド」(井上伸史社長)は9日、輪掛け乾燥材2
0立方メートルを山口県下関市の安成工務店に初出荷した。
出荷に際しての式典で広瀬勝貞知事は「大分は高熱乾燥の『大分方式』普及を図っているが、先見的な天然乾燥システムも応援したい」と激励。佐藤陽一・日田市長は「林業、製材業、木材関連は今ひとつ元気がない。
輪掛け乾燥材は周辺部活性化や若者の雇用の場確保につながりそう」と期待した。
安成工務店の安成信次社長は「調湿効果、色つやなど抜群。いわば“山のルネサンス”で、木自体が呼吸し、ユーザーの本物志向に合致。全国的なうねりになる」と購入理由を語った。トライ社によると、販売単価は1立
方メートル当たり6・8万~7万円で、高熱乾燥よりもやや割高。化石燃料を使わないエコ材に、各地から引き合いが相次いでいるという。
同システムは切り出した丸太を樹皮を付けたまま風通しのよい南斜面で井げたに組んで1年間、天然乾燥。さらに陰干しして含水率を25%以下に落とし、出荷する。特許出願中だ。【
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