ID　：　7896

公開日　：　2008年 6月　4日

タイトル

木材の「地産地消」で住宅ローン金利優遇・石川県

新聞名

日本経済新聞

元URL.

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080603c6b0302903.html

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写真:

　

木材も「地産地消」しませんか――。石川県は3日、北国銀行など県内に本店を構える８金融機関と組み、6日に「いしかわの木づかい応援住宅ローン」制度を創設すると発表した。一定量の県産材を使った住宅 を建てる人が低利のローンを利用できる。新制度の普及で15％程度にとどまる住宅の県産材利用率引き上げに役立てる。 　参加する金融機関は北国銀のほか、金沢信用金庫、のと共栄信用金庫など５信金と北陸労働金庫、石川県信用農業協同組合連合会。 　新築住宅１戸につき県産材を5立方メートル以上使用すると、金利が0.1％程度軽減された住宅ローンを利用できる。同様の取り組みを進める京都府や滋賀県の事例を参考にした。 　県森林管理課によると、これまで住宅用木材の7割近くを欧米などの安価な外国産が占めていたが、「足元の外国産木材の価格上昇などで県産材の需要拡大が見込まれるようになった」。 　金融機関も県外金融機関などとの住宅ローン獲得競争が激化する中、新制度を新たな顧客獲得につなげる狙いがあるようだ。

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