ID : 7860
公開日 : 2008年 6月 1日
タイトル
深さ10メートル航路木材搬入OK 松永港区
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20080531-OYT8T00884.htm
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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木材輸入が盛んな尾道糸崎港・松永港区内の機織(はたおり)地区(福山市南松永町)に、国と県が整備を進めている多目的国際ターミナルの暫定供用が31日、始まった。遠浅の同港区内に深さ10メートルの航
路を設けて大型船の入港を可能としたほか、防波堤や係留施設なども設け、輸送の効率化などを実現した。今後、航路を更に2メートル深めるなど整備を進め、<木材拠点港>の発展につなげる。
松永港区周辺には、木材の取扱企業が多く集まり、尾道糸崎港の原木輸入量は約49万トンと、全国6位(2005年度)を誇る。だが、同港区は遠浅のため、小型船しか入港出来ず、タンカーなどで運んだ木材は一度、沖
合約2キロで海面に降ろしていかだ状に組み、船で引いて港内まで運搬するなどしており、効率の悪さが指摘されていた。
国と県は1994年度から、総事業費約140億円をかけ、港湾整備に着手。深い航路のほか、約65ヘクタールを囲む防波堤、係留施設などにより、最大3万トン級の船の入港が可能となった。沖合からの運搬距離も短縮
され、5、6年後とみられる完全供用で年十数億円の物流コスト削減も見込まれるという。
この日、現地で行われた供用式典には、国土交通省中国地方整備局や、福山市などの関係者約100人が出席。羽田皓市長が「港の機能が格段に上がったことは、備後地域の経済活動にとって大きな励み」とあいさつし
、テープカットなどで祝った。
尾道糸崎港は、福山市から三原市までの松永、尾道、糸崎の3港区(東西約20キロ)からなる。旧糸崎港(開港1900年)と旧尾道港(同27年)を一つの港として、国が53年に重要港湾に指定。64年には旧松永港も併
合された。
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