ID : 7788
公開日 : 2008年 5月27日
タイトル
山村丸ごと味わって 葛巻に森のこだま館オープン
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080527_15
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元urltop:
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写真:
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県が葛巻町江刈に整備した平庭高原体験学習館「森のこだま館」は30日、オープンする。地元の達人を講師に、木工や草木染め、蒸留酒ブレンドなど、さまざまな体験ができる。地元食材にこだわったレストラ
ンも備える。4月に開業した久慈市山形町の入浴施設「しらかばの湯」と合わせ、規模縮小した県の「エコパーク構想」施設の整備が完了。県北地方の活性化拠点を目指し、修学旅行の誘致などに力を入れる。
森のこだま館は、葛巻高原食品加工のくずまきワイン工場に隣接。木造平屋、床面積は約700平方メートル。町産カラマツ集成材を使い木のぬくもりにあふれ、暖房は木質ペレットボイラーで賄うなど環境に配慮した。
体験メニューは押し花作り、草木・ヤマブドウ染め、木工体験、手打ちそば、つる細工作り、蒸留酒ブレンドなどで料金は100円―1200円。押し花と木工以外は事前予約が必要。
施設の指定管理者となった葛巻高原食品加工職員のほか、つる細工は葛巻町で安孫自然塾を運営する外久保蔦雄さん(61)、木工は入月宮彦さん(72)らがインストラクターを務める。
レストランは平日は10食限定の季節ごとのお膳(ぜん)(1500円)が売り。平庭高原で採った山菜やキノコなどを使う。
県は当初、39億円を投じ平庭高原に観光レクリエーション施設を整備するエコパーク構想を打ち上げていたが、財政難から縮小した。入浴施設と合わせ事業費は5億2200万円で、葛巻側は2億2600万円。
森のこだま館は、既に子ども会や婦人会から予約が入り始めている。県を通じて県内の学校にパンフレットを配っているほか、旅行会社へのPRを強化し、利用増加を目指す。
同社の漆真下満常務は「山村と都市の交流促進拠点としたい。森林の恵み、食材、人材を前面に押し出し、町内をはじめ県北全体に波及効果を生みたい」と意気込む。
営業は午前9時から午後5時(レストランは午前11時から午後3時)。問い合わせは同施設(0195・66・2320)。
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