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ID : 7611
公開日 : 2008年 5月17日
タイトル
古民家木材を有効活用 「思い入れ残したい」 日向市の会社
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/22977
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元urltop:
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写真:
 
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 古い民家の解体で出る木材を有効活用しようと、日向市の建築会社「海野建設」(海野洋光社長)は18日から、古材の購入・販売を始める。全国で古材ビジネスを展開する木材会社の事業に参画し、産業廃棄 物として処分されることが多い建築木材のうち、良質なものをリサイクルする取り組みで、同社は「環境に優しい古材の流通を増やしたい」としている。
 海野社長によると、木材は伐採から100年後に最も強度が増すといわれ、かつては古材を再利用するケースも多かったが、現在は作業の手間を省くため、ほとんどが廃棄処分されているという。
 同社は、全国50業者が参加するヴィンテージアイモク(松山市)の「古材倉庫」に加盟し、新たに「日向古材本店」を設立。購入対象は、築60年以上の家屋に使われている柱やはりなどで、全国統一基準で価格を算定し 、海野建設が解体工事を請け負う。
 古材は、民家や店舗のインテリアとして人気が出てきており、購入希望者は、ヴィンテージアイモクのホームページで各地の在庫状況が確認できる。
 大学で近代建築史を学び、古民家の保存活動に携わった経験がある海野社長は「思い入れがある家を何らかの形で残し、有効活用したい、という気持ちを大切にしていきたい」としている。問い合わせは日向古材本店 =0982(55)3332。
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