ID　：　7412

公開日　：　2008年 4月28日

タイトル

組み木絵美術館：メルヘンチックな作品展示

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/oita/news/20080428ddlk44040219000c.html

元urltop:

写真:

　

　大型連休が始まった２７日、九重町飯田高原の「九州芸術の杜（もり）」で組み木絵美術館がオープンした。オーナーは組み木絵というメルヘンの世界を確立した東京在住の中村道雄さん（６０）。隣に美術館を持 つ俳優で水彩画家の榎木孝明さんもお祝いに駆け付けた。
　組み木絵はイラストレーターだった中村さんが８４年ごろ「木の温かさ、優しさ」に出合い、独自考案した。原画を板にトレースし、糸のこでくりぬく。イメージに合った端材を選んで切り出し、組み込む。着色せず、木々の 色調や木目だけで描く。自然木が持つ力強さも感じさせる。
　館内には約７０点を展示。中村さんは「飯田高原の風景などいい作品づくりに努めたい」と意欲を新たにする。０３年に美術館を開いた榎木さんは「中村さんの作品は人をほっとさせる癒やし系。理想のお仲間です」と喜 ぶ。
　九州芸術の杜は観光乗馬牧場経営の瀬戸年美さんが開設。詩画家の大野勝彦美術館もある。【

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