ID : 7101
公開日 : 2008年 4月 9日
タイトル
9例目協定
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080409-OYT8T00092.htm
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元urltop:
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写真:
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地域ぐるみでの森林育成を進める社団法人「京都モデルフォレスト協会」(理事長=柏原康夫・京都銀行頭取)は8日、亀岡市の森林で草刈りや植樹をしてもらうため、「全労済府本部」(中京区、政田滋理事長)と
、森林の利用保全協定を結んだ。府内の森林を対象に同協会が企業・団体と協定を締結したのは、これで9例目。現在も12企業・団体と締結に向けて調整を進めているといい、協会発足から2年目に入り、その活動が広
く浸透してきたといえそうだ。
木材需要の減少や、林業の担い手不足などの影響で、森林が荒廃するのを防ごうと、府や企業、市民団体などが2006年11月に同協会を設立。都道府県レベルでは全国で初のモデルフォレスト協会として、会員は現
在、347個人・団体を数える。
府内の森林から候補地を探し出し、所有者と交渉、一定期間提供を受け、森林の〈手入れ〉をしてくれる企業・団体と協定を結ぶのが主な活動。企業・団体側は、社員・職員らに休日に下草刈りや植樹、枝打ちなど森の再
生を目指す活動をしてもらう。
企業・団体にとっては社会貢献をアピールできるなどのメリットもあり、これまで府内の企業や大学、府内に工場や支店のある企業・団体が締結に応じた。地元のボランティア団体が協定に参加するケースもあった。
この日、協定を締結した全労済府本部は昨年10月、創立50周年を迎え「約20万人の組合員や府民の皆様に社会貢献という形で恩返しを」と参加を決めた。政田理事長は「小さな森だが、元の竹林を残しつつ北山杉や
サクラなどを植樹し、子どもたちにとっても夢のある場所にしたい」と抱負を語った。
柏原理事長は協会の現状について、「幅広い企業の参加など、予想以上の運動の広がりを感じている」と話し、山田知事も「地元の一つひとつの動きが府の中で広がっていき、ひいては地球環境の保全へとつながって
いく」と期待をかけた。
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