ID : 7052
公開日 : 2008年 4月 6日
タイトル
手作り看板、町に元気 天竜区の寺田さん無償で制作
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新聞名
静岡新聞
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元URL.
http://www.shizushin.com/local_west/20080406000000000027.htm
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元urltop:
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写真:
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美しい木目の1枚板に、力強い明朝体の黒文字が浮き上がる看板の数々。浜松市天竜区水窪町では、町のあちらこちらにヒノキやケヤキの看板が並んでいる。
看板を作製しているのは、同町奥領家の寺田昇さん(69)。1年ほど前から本格的に作り始め、今までに商店用や観光施設、町のイベント用など約50枚を制作した。
材料となる木材は、かつて同町の森林組合職員だった寺田さんが個人的に集めたもの。電動の彫刻刀で文字の輪郭を彫り、黒い塗料とニスを塗って仕上げる。木の美しさを生かしたいと、加工は最小限にしている。
寺田さんは「商売でなく町の活性化につなげたいだけ」と、無償で看板を提供している。
今年初めに開店した「いそへい還暦食堂」の店主大谷禎則さん(62)は「木のぬくもりが伝わってくる看板に誘われて来てくれるお客さんも多い。美しい自然に囲まれたこの町にふさわしい店の顔です」と、手作りの看板
を見上げた。
寺田さんは「過疎や町の衰退など、悲観するのは簡単なこと。看板1つで町が少しでも元気になれば」と話し、今日も看板製作に励んでいる。
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