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ID : 8263
公開日 : 2008年 7月14日
タイトル
法隆寺金堂:「中の間天蓋」木材、火災前の600年ごろ伐採
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/nara/news/20080713ddlk29040291000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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世界最古の木造建築である法隆寺(斑鳩町)の金堂内にある「天蓋(てんがい)」(重文)に、聖徳太子が生きていた600年ごろに伐採された木材が使われていることが、奈良文化財研究所(奈良市)の年輪年代 測定の結果分かった。日本書紀によると、金堂は670年に全焼し、その後再建されたとされる。天蓋からは7世紀後半以降に伐採した木材もあったことから、何らかの理由で100年近く前の木材を天蓋に使ったことにな る。
 天蓋は仏像の上に装飾のためにつり下げるもの。法隆寺金堂には東西と中央の三つがあるが、今回修理に伴って「中の間」「西の間」の二つを、同研究所の光谷拓実・客員研究員らが調査した。その結果、中の間の天蓋 に606年前後に伐採されたことが確定できる木材があった。
 一方で654年以降に伐採された木材もあった。西の間の天蓋には663年以降に伐採された木材があり、中の間の天蓋と同じ木材を使ったものもあったことから、同じ時期に、同じ工房で作られた可能性が高いという。
 これまでの調査で、火災後に再建されたという説が有力な五重塔(国宝)の心柱にも、594年ごろ伐採された古い木材が使われていることが分かっており、議論を呼んでいた。光谷さんは「再建の際に古い木材を使うと いうことが、五重塔だけの特別なことではなかったことを示す結果だ」と話している。【花澤茂人】  ◇東野治之・奈良大教授(日本古代史)の話  鎌倉時代の文献に、聖徳太子がいざという時のために木材や瓦を備蓄していたという伝説がある。伝説通りではないとしても、聖徳太子の時代の木材を貯蔵し、再建時に使用したのではないか。
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