ID　：　6833

公開日　：　2008年 3月22日

タイトル

今では手に入らないような名木「鉄刀木（たがやさん）」

新聞名

毎日jp

元URL.

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080322ddlk35040554000c.html

元urltop:

写真:

　

県内の各分野で活躍している人を講師に招く「トップランナー　語り部セッション」がこのほど、山口市の県セミナーパークで開かれ、約５０人が聴講した。県ひとづくり財団主催。
　この日は、防府市の毛利博物館の小山良昌館長が「公爵　毛利家の歴史」と題し、あまり知られていない明治維新後の毛利家の歴史をさまざまなエピソードを交えて語った。現在、一部を博物館として使用している防府 毛利邸は、１９３０年完成で約４０００平方メートル。雨戸だけでも３３３枚ある。今では手に入らないような名木「鉄刀木（たがやさん）」や屋久杉などを使っていることを紹介。「国の重要文化財に指定される前に見に来て 、さわっておいて下さい」と会場を沸かせた。
　また、毛利氏が戦後、優秀な学生に奨学金を支給するために寄付金を募り、さらに私費を投じて「防長教育会」を設立したことなども紹介した。聴講した山口市の主婦、清水計枝（かずえ）さん（６０）は「毛利家の認識を 新たにできて良かった」と感動した様子だった。【

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