ID : 6698
公開日 : 2008年 3月12日
タイトル
置賜産木材ブランド化へ シンボルマークを制定
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200803/11/news20080311_0170.php
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写真:
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置賜産木材を使った住宅を建てて置賜で暮らす「地材地住」運動を推進する「置賜『地材地住』ネットワーク」(会長・磯部庸徳米沢地方森林組合代表理事組合長)は、置賜産木材のシンボルマークを制定した。東
北芸術工科大生がデザイン。11日、米沢市の置賜総合文化センターで開かれたネットワーク臨時総会でお披露目された。
マークは「置賜木(おきたまのき)」という漢字をベースに全体的に丸みを帯びたデザイン。「賜」の字を変形させることで文字にシンボル性を持たせた。今後、置賜産ブランドの“旗印”として、チラシやポスターに印字
され、需要拡大のためのPRに生かす。
住宅用木材の需要低迷などにより、林業や木材製造業を取り巻く現状は厳しい。同ネットワークは、地元の木材で住宅を建ててもらうことで置賜産木材の需要拡大を図ろうと、森林組合や業者、行政が一体となり、2005
年に設立された。
置賜地域の森林は、戦後に植栽された杉を中心とした人工林が成熟期を迎えている。同ネットワークは、他産地木材との差別化を図り、置賜産ブランドを確立するためにはシンボルマークの制定が有効と考え、昨年10
月、同大の平林千春教授にブランド化プランの立案を依頼。学生8人が中心となり、マークの制作やブランドコンセプト、市場展開方法など構想を練り上げた。
総会には関係者約30人が出席。学生からマークの素案が提案され、満場一致で採択された。学生たちは、木材の生産地や生産者、樹種など製造情報を記した「生産管理標」の製品への添付も提案。同ネットワークが実
現の可能性を探る。
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