ID : 6657
公開日 : 2008年 3月 9日
タイトル
連携し森林守ろう 森林と市民結ぶ全国の集い 荒れる山、
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/science/20080309/20080309_001.shtml
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元urltop:
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写真:
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森林への理解を深め、一緒に守っていこうと、「第13回森林と市民を結ぶ全国の集い」(同実行委主催、西日本新聞社共催)が8日、福岡市中央区渡辺通2丁目の電気ビル本館であった。全国の森林ボランティア
や林業関係者、研究者など300人が参加。厳しい林業経営の中で山林の持続的な利用が課題になっていることが報告され、今後の対応策などを協議した。
集いでは、九州大学の矢幡久教授が、森林の持つ災害防止や水源保全機能などの仕組みについて講演。宮崎県諸塚村企画課長の矢房孝広氏、熊本県水俣市のむらおこし施設「愛林館」館長、沢畑亨氏、福岡市の雑誌
編集長、養父信夫氏、大分県日田市の林業、田島信太郎氏らがトークセッションをした。
木材価格の低迷で厳しい林業の実情について「林業者は、仕事への精神で森を守ってきたが、もう限界」という意見が出され、荒れた山林を手当てするために県民一人一人が負担する森林環境税が各地で導入されて
いることについては「放置して荒れた森林は支援されるのに、いい森づくりにはない。健全な森と証明する『森林認証』の取得費用を補助すれば、担い手のやる気もでる」。さらに、「田舎の村は子どもが働きに出て、農林
業がなくても暮らせるのが実情だが、集落は農林業がなければ維持できない。どう残すか社会全体で考えないといけない」「これからは市民、行政、林業者が連携を深めていくべきだ」と、農山村と都市の住民が連携しな
がら、森林を守る行動が呼びかけられた。
9日は、同区舞鶴2丁目の福岡市立婦人会館で分科会を開く。
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