ID　：　6557

公開日　：　2008年 3月　2日

タイトル

ライト兄弟飛行機実物大模型出来た東海大五高の生徒手作り

新聞名

読売新聞

元URL.

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080301-OYT8T00695.htm

元urltop:

写真:

　

宗像市田久１の東海大付属第五高（大金眞人校長）科学部が、ライト兄弟の木製複葉機「ライトフライヤー」の模型をほぼ実物大で完成させ、１日に開かれた卒業式に合わせてお披露目した。
　ライト兄弟がライトフライヤーで有人飛行に成功してから１００周年の２００３年、模型づくりの話が持ち上がり、０４年から製作を開始。ライトフライヤーの設計図をもとに、木材や布、発泡スチロール、金具などを使っ て組み立てた。製作にかかわった部員は、卒業生を含めて２９人に上る。
　模型は全長６・６メートル、幅１１・３メートル、高さ２・３メートル。エンジンを載せていないため飛ぶことはできないが、木製のプロペラや補助翼、方向舵(だ)、昇降舵は動かすことができる。
　卒業式終了後、模型を展示している物理教室でセレモニーがあり、部長の２年松尾祥吾君（１７）ら部員７人が、前部長の脇田浩輔君（１８）ら卒業生８人と顧問の平田恒敏教諭（５７）に花束を贈った。同部ＯＢ２人も駆け 付け、完成を祝った。
　平田教諭は「夢を持てば形になるということを生徒たちに伝えたかった」、福岡工業大に進学する脇田君は「完成が卒業式に間に合い、とてもうれしい」と話していた。
　模型は３日に一般公開した後、いったん解体し、文化祭などのイベントで組み立てて展示する予定。問い合わせは同高（０９４０・３２・３３１１）へ。（

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