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ホンの常識を覆す“木の振動板”にチャレンジ
新聞名
CNET Japan
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元URL.
http://japan.cnet.com/review/interview/story/0,3800080779,20368257,00.htm
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元urltop:
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写真:
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ヘッドホンの振動板に木を使う!? ヘッドホンの常識を覆す工法にチャレンジし、従来のヘッドホンでは得られなかった音の響き、広がり、原音の再現を可能にした前代未聞のウッドドームユニット。いかにして
商品化に結びついたのか、日本ビクターの設計陣と商品企画の方たちに話を伺った。
木を使ったヘッドホンを作れないだろうか? という思い
日本ビクター株式会社
モバイルAV事業グループ
AVCアクセサリーカテゴリー
商品企画室 主査
澤田 孝氏 --
ここ数年、デジタルプレーヤー付属のヘッドホンでは飽き足らない人々が増えてきています。メーカー各社からもさまざまなタイプのヘッドホンが発売されていますが、ビクターが目指した「音の良いヘッドホン」開発のきっ
かけとは?
澤田 木を使ったヘッドホンをできないだろうか? デジタルプレーヤーが一般化していくなかで、そんな思いをふくらましていました。付属のヘッドホンでは飽きたらず、密閉型のインナーイヤーヘッドホンに買い換える
、音にこだわりをもつ人が増えている。そういう人に、ビクターとして、理想的なインナーイヤーヘッドホンを提供できないかだろうか、と。
ビクターの音質とは原音を追求することです。デジタルプレーヤーに高音質を求めるお客様へのひとつの答えとして、わが社が長年つちかってきた、木の振動板を使ったヘッドホンを製作できないかという相談を技術
に投げかけたんです。本当に、そんなヘッドホンが実現できるかどうかわからなかったんですが……。
日本ビクター株式会社
モバイルAV事業グループ
AVCアクセサリーカテゴリー
技術部 第1設計グループ
主席技師
伊藤 誠氏 伊藤 澤田からの提案は渡りに船の話でした。私たち技術チームは、偶然に木の振動板を使ったヘッドホンの研究をスタートしていたところだったんです。
ビクターの研究所では、20~30年前から、振動板として木を使う研究はスタートしていました。最初に完成したのはウッドコーンスピーカーですが、ウッドコーンなら、音として“もの”になることがわかった。
だったら、ヘッドホンにもいかせるのではないかという発想があったんですね。ものを作る側からしても、木のよさはわかっていたので、商品として開発したい思いがありました。
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