ID : 6489
公開日 : 2008年 2月26日
タイトル
合板で製作した「弥勒菩薩」-名古屋で糸のこアート 作品展
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新聞名
名駅経済新聞
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元URL.
http://meieki.keizai.biz/headline/592/
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元urltop:
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写真:
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ホテルアソシア名古屋ターミナル(名古屋市中村区名駅1)9階の「プリエール・ギャラリー」で2月より、合板で製作した糸のこアートの作品展「杢爺(もくじい)のスクロール・ソー・アート」が開催されている。
同展を企画した宇佐見祐輔さんは、名古屋市内で合板の加工会社を経営していたが、胃がんを患い2002年ごろに岐阜県下伊那郡阿智村のセカンドハウスに移り住んだ。同地でアトリエを構え「木工教室」を開設しなが
ら、趣味で糸のこを使用した木工作品を製作していたが、アメリカの書籍で「スクロール・ソー・アート」を知り、工夫しながら製作するうちにその面白さにのめり込んでいったという。
宇佐見さんは、12ミリのシナ合板に写真のコピーを貼り付け、パーツごとに切り分けたものに「オイルステイン」(木工用の塗装料)で着色し色の濃淡を表現、再度組み立てて完成させるという独自の手法を考案。同展で
は、クリント・イーストウッドやジョディ・フォスター、ハリー・ポッター役で知られるダニエル・ラドクリフらハリウッド俳優の顔や「弥勒菩薩」をモチーフにした作品など10点を展示している。作品を通じた同ホテル担当者と
の縁がきっかけで、名古屋で初の個展が実現した。
作品は約40センチ~90センチの大きさで、1点製作するのに約3週間~1カ月、切り分けられたパーツは多いもので1,000パーツ以上にのぼるという。宇佐見さんは「単純な作品の方が、奥が深く面白い」と話しており、
映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じたエマ・ワトソンをモチーフにした展示作品での苦労話なども明かした。
宇佐見さんは「一番好きなのは、『弥勒菩薩』をモチーフにした作品。この作品がきっかけで縁が広がったので、今後も美しい仏像をモチーフにしたものや、好きなアメリカ映画の俳優をモチーフにした作品を作り続けて
いきたい」と話している。
開催時間は10時~18時。今月29日まで(28日は休み)。
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