ID　：　6372

公開日　：　2008年 2月18日

タイトル

護摩木の煙に健康願う 長岡京・柳谷観音楊谷寺

新聞名

京都新聞

元URL.

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021700086&genre=J1&area=K30

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写真:

　

　京都府長岡京市浄土谷の柳谷観音楊谷寺で１７日、「大護摩焚（た）きまつり」があった。大峰山（奈良県）から招かれた行者が、境内で護摩木を燃やし、もうもうと立ちこめる煙の中で参拝者らが無病息災を祈っ た。 　信者の要望に応えて１９５０年に始まり、僧りょと行者が協力する形で毎年２月と８月に続けている。この日は行者１４人が寺を訪れ、ほら貝の音を響かせながら楊谷寺の住職らとともに本堂に参拝。続いて、しめ縄で区 切られた結界の内外で問答を繰り広げるなど行者が独特の儀式を執り行った。 　時折雪の舞い散るなか、ヒノキの葉で覆われた護摩壇に火がともされると、辺りの雪を散らすように煙が立ちこめ、儀式の様子を見守っていた数百人の参拝者が煙にあたりながら静かに手を合わせていた。

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