ID　：　6250

公開日　：　2008年 2月　7日

タイトル

樹齢１００年以上のスギ４４本が出品　浜松で天竜杉市

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080207/CK2008020702085818.html

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写真:

　

天竜産のスギを競り落とす「天竜杉市」が６日、浜松市浜北区中瀬の県森林組合連合会天竜営業所で行われた。　（間渕文隆） 　同営業所と天竜森林組合が天竜杉の復興を目指して始めた取り組みで、年２回のペースで開いており今回が６回目。樹齢１３０－１５０年のスギ４４本が出品され、県内外から材木商や製材業者の担当者ら２０人ほどが競 りに参加した。
　杉市では入札制とは違い口競り方式で行われ、取引が始まると競り値の声が次々と上がった。最高値は直径６２センチの１５０年生のスギで、一立方メートルあたり１６万円の値を付けた。
　スギなどの人工林では一般的に伐採される林齢は４０－５０年といわれるが、最近は８０－１００年の長伐期化が叫ばれている。径が太く質の高い木材が生産されることで材価の安定が期待されるという。
　天竜森林組合の野沢利通事業課長補佐は「天竜杉は１００年以上の森林もあり、外材に負けないマーケット。ぜひ杉市を定着させたい」と意気込みを話した。

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