ID : 6225
公開日 : 2008年 2月 4日
タイトル
古紙配合率偽装、「1年で東京ドーム485個分の森が犠牲に」、NGO推計
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/eco08q1/560163/
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元urltop:
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写真:
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環境保全活動を行うNGO「FoE
Japan」は2月1日、製紙会社が公称より低い古紙配合率で再生紙を生産した結果、1年間にして東京ドーム約485個分の森林に相当する木材が余計に使用されたとする推計を発表した。
製紙大手5社が公表した2007年10―12月のデータと、新聞などの報道内容に基づいて算出した。本来なら古紙を使うべき分の原料を、すべて木材チップで補ったと想定すると、同期間に使用されたチップの量はグリー
ン購入法対象品で約5万4000トン、同法非対象品で約4万9000トン、年賀はがきで約7000トン。合計約11万1000トンになるとしている。
これを製紙用木材チップの生産地であるオーストラリア、タスマニア州の天然林の平均生産量、1ヘクタールあたり約186トンをもとに面積に換算。3カ月間で597ヘクタール(東京ドーム約128個分)、1年間で2268ヘクタ
ール(同485個分)の森林が失われたと推計した。
FoE
Japanは「製紙会社だけを悪者に仕立てても問題は解決できない」と指摘。古紙原料の中国向け輸出の急増などで古紙資源がひっ迫する中、古紙配合率のみで環境配慮に満足していた国や複写機/プリンタ・メーカー、
NGOを含む消費者にも責任があるとしている。今後は全体で用紙需要そのものの削減に取り組むべきと訴えている。
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