ID : 6224
公開日 : 2008年 2月 4日
タイトル
「正倉院、材質しっかり」大修理へ専門家ら視察
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新聞名
日経ネット関西版
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002382.html
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元urltop:
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写真:
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国宝で世界遺産にも登録されている奈良市の正倉院(8世紀後半)で、2011年度から2年がかりで予定している大修理に向け、宮内庁は1日、専門家らによる現状視察を行った。それに先立ち、建物内部を報道
陣に公開した。
視察には同庁が設けた懇談会(座長=鈴木嘉吉・元奈良国立文化財研究所長)のメンバー6人が参加。約2時間をかけ、軒先や天井裏などを点検した。鈴木座長は視察後、「瓦はふき替えが必要だが、屋根などの材質は
しっかりしている」と指摘。「詳しく調査して、修理方針に助言したい」と話した。
報道陣に立ち入りが許されたのは、3つに仕切られた建物内のうち一番北の「北倉」。天井裏も含め3層構造で、室内には明治時代に造られたガラスをはめた木製展示棚がずらりとならび、その中に宝物を納めていた唐
櫃(からびつ=木製の箱)が保管されていた。
正倉院は聖武天皇の遺品などを納めた校倉(あぜくら)造りの建物。約9000点の宝物は現在、戦後に建てられた空調完備の宝庫に移されている。瓦のズレやひび割れ、軒先の変形など傷みが指摘され、1913年の解体
修理から約100年ぶりに大修理を実施する。
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