ID : 6123
公開日 : 2008年 1月26日
タイトル
北山杉の楽器、障害ある子らに 北桑田高生が製作
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012600082&genre=F1&area=K10
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元urltop:
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写真:
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京都府立北桑田高(京都市右京区京北)の森林リサーチ科の生徒が、2月16日に下京区で開かれる交流イベント「かごフェス(放課後元気っこフェスティバル)」の舞台発表で使う楽器を、北山杉で製作した。「み
んなに使ってもらえるのが楽しみです」とイベントを心待ちにしている。
イベントは、人や地域と交流できる豊かな放課後や休日を障害のある子どもたちに保障する活動の輪を広げようと、ひと・まち交流館京都で開催する。大学生などのボランティアを中心に準備を進めており、「子ども
たちと会場のみんなが一つになって合奏したい」と、木の棒を振って鈴を鳴らす楽器300個の製作を北桑田高に依頼した。
森林リサーチ科3年の小倉憂哉君、細尾真人君、中島陽君の3人が、木材加工実習の授業で昨年12月から製作を始めた。北山杉の磨き丸太で、曲がりがあるなどで売ることできない材を活用して、上と下を削って丸み
をつけ、穴をあけ、ひもを通して鈴をつけた。
最初は「サンダーで丸みをつけるのが難しい」(細尾君)と苦労したが、「丁寧に作業して、きれいに作りたい」(小倉君)と一つ一つに心を込めて製作。北山杉ならではの美しさがあり、握ると木の温かみを感じる楽器が
完成し、「自分が作った楽器で演奏してもらえるのがうれしい」(中島君)と笑顔を見せる。
楽器は当日午後1時から先着200人に無料で配付し、「おしりかじり虫」などを一緒に合奏する。当日は、福祉施設長でシンガーソングライターの中島光一さんのコンサートや学習会(午前10時)もある。
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