ID : 5975
公開日 : 2008年 1月11日
タイトル
不思議な姿「ねじれ杉」 蔵王ライザのレストランに 展示
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200801/11/news20080111_0134.php
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写真:
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上山市のスキー場「蔵王ライザワールド」のレストラン内に、樹皮がねじれたような奇妙な杉の木が展示されている。地元で「ねじれ杉」と呼ばれる樹木の一部。昨冬の降雪で倒木したが、保存活動を展開した市
民有志が多くの人に見てもらおうと展示した。珍しい外観に注目が集まり、同スキー場を運営するヤマコーリゾートは「蔵王坊平観光の守り神になれば」と話している。
ねじれ杉はスキー場敷地内の「お清水の森」と呼ばれる場所にあった。倒木前の高さは20メートル以上で、樹齢は300-400年と推測される。ねじれの原因は不明だが、その不思議な姿はご神木のような存在だった。昨
冬の降雪で高さ10メートルほどの地点で折れた。
お清水の森を訪れる市民らにとって、倒木は残念な出来事だった。こうしたことを受け、有志が「珍しい樹木だけにこのままなくすには惜しい」と保存について検討。お清水の森にある原木に治療処置を施し、折れた部
分については殺虫処理などを行った上で、同社の協力を得てレストラン内に移動させた。
展示されているねじれ杉は高さ7メートルほどで、幹回りは約2メートル。土台に蔵王石を使用し、天井まで届きそうなねじれ杉を支えている。「ゆかりの地近くに展示することで、ねじれ杉の存在を多くの人に知ってもら
えれば」と中心となって活動した地元の会社社長山口和志さん。
休憩に訪れたスキーヤーらも巨大な展示物に驚き、一緒に記念写真に収まる人もいるという。同社の二戸昭三専務は「スキーヤーらの注目度も高い。話題性のあるオブジェになりそうだ」とし、ねじれ杉展示を機に、一
層の誘客に期待を膨らませている。
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