ID : 5950
公開日 : 2008年 1月 9日
タイトル
硬度高めた実用漆器 桐本木工所 輪島塗の技法活用
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新聞名
北國新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20080109303.htm
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元urltop:
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写真:
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桐本木工所(輪島市)は輪島塗の技法を活用し、表面硬度が高い漆器を開発した。金属製のスプーンやフォークなどを使っても傷がつきにくく、実用性が高まった。食器以外に文具なども開発し、漆器独特の風合
いを持つ実用商品として全国展開する。
同社は輪島塗の伝統技法「漆布(しつふ)着せ」と「蒔地(まきじ)」を応用して漆塗りの技法を開発した。焼成粉末にしたけい藻土と漆を混ぜ、漆器の弱点だった表面硬度を高めたという。
表面は、ややざらついており、漆器独特の手になじむ風合いに仕上がっている。
高い硬度により、幅広い商品開発が可能になった。食器をはじめ、ペンケース、名刺入れ、インテリア小物なども制作した。壁面材など建材への応用も可能で、飲食店などの内装用に受注を受けている。
同技術を生かした事業展開で、経済産業省などの「地域産業資源活用事業」の認定も受けた。
東京の百貨店やインテリアセレクトショップ、ギャラリーを通じて全国へ販売を拡大していく。
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