ID : 5945
公開日 : 2008年 1月 8日
タイトル
保健室の壁を杉材に 岡崎・秦梨小
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080108/CK2008010802077740.html
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元urltop:
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写真:
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岡崎市秦梨小学校(岩瀬敏彦校長)の保健室の壁全面が、かつての学校林の杉材で張り替えられた。2006年度の全日本学校緑化コンクール「学校林等活動の部」で日本一に輝いたご褒美に、岡崎市森林組合
などが協力して実現した。7日に完成式があり、児童たちは最後のくぎを打って仕上げた。
杉材で張り替えたのは保健室の壁面約50平方メートルで、もともとコンクリートに白いモルタルが吹き付けられていた。杉板は、戦前まで秦梨高等小学校(現秦梨小)の学校林で今は市有林になっている同市才栗町の山
林から切り出した大木7本が使われた。
林野庁の外郭団体、日本木材総合情報センターが加工費や人件費などを提供した。岡崎市森林組合などが加工し、市内の大工が冬休み中に新調した。
杉は、秦梨小周辺の里山再生に尽力し昨年、市教育文化賞を受けた川澄正春さんら卒業生が約70年前に植林した。直径約50センチ、高さ約20メートルに成長していたという。
さっぱりとした杉の香りを胸いっぱいに吸い込んだ児童たちは大喜び。代表委員長で6年の柴田誉君(12)は「先輩たちが頑張って植林した杉だから、絶対大事にします」と、大先輩に感謝し、うれしそうに木目をなでて
いた。
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