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大クスノキ
新聞名
JanJan
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元URL.
http://www.news.janjan.jp/photo-msg/0712/0712237796/1.php
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元urltop:
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写真:
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12月23日、東山区の新熊野(いまくまの)神社で樹齢800年の大樟(クスノキ)に新しい注連縄(しめなわ)をつける「つなかけ祭」があった。市内の樹齢800年のクスノキがほとんど枯れる中、この木だけは青葉
が多く、樹勢盛んである。
この新熊野神社は1160年の創建で、後白河院が紀州熊野権現本宮の祭神を迎えた。土砂や材木も熊野から運んで新宮を造営。平清盛が社殿を建てたもの。その際に院のお手植え木が今も現役ということで、京都市
の天然記念物に指定されている。
木に抱きつく人たち。その大きさがわかってもらえるだろうか この地で世阿弥が1374年に3代将軍足利義満の前で能を演じたのである。猿楽から能へと日本文化の華が開いていく歴史的な場所となった。
つなかけ祭は参拝に訪れた人すべてが参加できるようになっている。当日申し込むと白いハンテンや軍手を借りることができる。拝殿に置かれた長さ15m、直径15cmの注連縄を大樟まで運ぶ「祭」にも参加できるの
で、氏子以外の人も多い。
高さが測れない位の巨大さである。幹周りはそれこそ15mあるのであろう。大人が両手を広げて8人位でようやく手と手がつながるほどである。この木に抱きつくと木のぬくもりが伝わる。排気ガスの多い東大路通りと
いう目抜き通りに突き出している。なんという生命力であろうか。
神社さんの木にかける思いは強く、参拝者に接待のお酒や稲穂のお守りをお土産として渡してくれる。さらには座を囲んでのお話会もある。年末のあわただしい時期、この木の強さや息吹が心の中にしみ込む。
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