ID　：　5719

公開日　：　2007年 12月11日

タイトル

「森の名人」に認定書／県緑化推進委

新聞名

陸奥新報

元URL.

http://www.mutusinpou.co.jp/news/07121105.html

元urltop:

写真:

　

県緑化推進委員会（本間家大理事長）は１０日、２００７年度「森の名手・名人」認定証の伝達式を青森市の県森林組合会館で開き、森や山にかかわる優れた技術を持つ人に認定証を伝達した。
　森づくりや、その恵みを生かした優れた技術を身に付けた人を対象に、国土緑化推進機構が毎年、（１）森づくり（２）森の恵み（３）加工（４）森の伝承・文化―の四部門で認定している。
　今年度は全国で８８人が認定を受け、本県からは深浦町の造林手舘口久雄さん（６１）が森づくり部門、また田子町の木工職人大坊健三さん（６７）が加工部門で認定された。
　舘口さんは３０年にわたって林業に携わり、豊富な経験に基づいて林の手入れ、後継者育成に力を入れている。
　また大坊さんは一般に使用されない曲がり材などで木工品を作っているほか、地元小学生に木の見分け方を指導している。
　伝達式で、大坊さんは「扱いにくい木材も手を掛けると良い物になる。木がたくさんある青森でそのことを伝えたい」と認定の喜びを語った。

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