ID : 5718
公開日 : 2007年 12月11日
タイトル
木の抗菌物質つくる酵素 京大特定、長生きの秘密?
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/science/20071211/20071211_001.shtml
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元urltop:
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写真:
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ヒノキの中心部などに含まれ、抗菌作用がある化学物質「ヒノキレジノール」が合成される際に必要な酵素を、京都大の梅沢俊明教授(森林代謝機能化学)が特定し、米科学アカデミー紀要電子版に11日発表し
た。
ヒノキ材は、ヒノキレジノールのおかげで腐りにくく、耐久性が高いと考えられている。梅沢教授は「長寿で知られるスギやセコイアにも似た物質が含まれており、樹木が長生きする秘密の解明につながれば」と話してい
る。
研究では、ヒノキレジノールを多く含むアスパラガスから抽出したタンパク質を分析。ヒノキレジノールを合成するのに必要な酵素を突き止めた。梅沢教授は「この酵素をつくる遺伝子を別の木に組み込めれば、木材とし
ての耐久性を高めることができるかもしれない」としている。
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